世界英語能力ランキング、日本は100カ国・地域で53位【2019年版】

英語能力指数

最新版の英語力ランキング「EF EPI英語能力指数2019年版」によると、世界100カ国・地域から230万人が参加し、5段階レベルで最高の「非常に高い」英語能力に位置付けられた国は過去最高の14カ国となった。日本は53位で、昨年の49位から順位を落とした。

EF EPI英語能力指数
調査: イー・エフ・エデュケーション・ファースト
調査方法: 無料オンラインテスト「EF SET」で、読解・リスニング力を測定。受験者が400人を超える都市、地域、国のデータを採用した。


世界全体で上昇傾向にある英語力

英語能力指数
アジア、アフリカ地域を中心に12カ国が加わり、調査対象は100カ国・地域に拡大。1位は2年振りにトップに返り咲いたオランダ、2位は昨年1位のスウェーデン。5位にシンガポールがランクインした。「非常に高い」英語能力に位置付けられた国は過去最多の14カ国となり、世界全体の英語能力は上昇傾向にある。

一方、日本の英語能力指数は前年より0.29ポイント下落の51.51(前年51.80)、順位は53位(前年49位)となり、6年連続で下がる結果となった。

EPI能力レベル

英語が組織にもたらす効果

社員の出身国が幅広い会社は、そうでない競合他社よりもイノベーションの分野でより多くの収益を上げているという研究結果がある。英語を主要言語にする組織は多様な人材を集めることができ、世界中のアイディアが取り入れられるのだ。

20代後半の英語能力が最も高い

英語スキルが最も高い年齢グループは26~30歳で、21~25歳が続く。背景には高等教育機関における英語指導の広まり、仕事上での英語習得、キャリアの早い段階に研修などを実施し英語能力を構築することなどが考えられる。

管理職の英会話能力

世界的に見て、管理職は経営陣や一般職員よりも英会話能力が高く、全体でEPIスコア3ポイント以上の差が見られた。管理職は若手よりも海外の同僚や顧客に接する機会が多く、英語を話す機会も増える傾向にあること、また、英語能力の重要性から管理職に昇進しやすいことが挙げられる。

英語能力指数

アジア圏の英語能力は幅広いレベルに分散

昨年に続き、シンガポール(全体5位)は英語の運用能力が「非常に高い」にランキングされ、フィリピン(同20位)とマレーシア(同26位)は「高い」という結果に。調査対象国の半数以上がスコアを落とし、地域全体の英語能力も下降した。

中国(同40位)は過去10年間で確実な進歩を遂げ、今回初めて「低い」から「標準的」にアップした。

英語能力指数
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資料提供: イー・エフ・エデュケーション・ジャパン
文・構成: アルクplus 編集部

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