日本語ボランティアを機に検定試験にチャレンジ。将来は海外の日本語学校でも教えてみたいですね

NAFL

地域に貢献したいと考え、日本語を教えるボランティアを始めたKAさん (日本語教師) に、学習法や検定試験合格までの軌跡を聞きました。


教える中で知識不足を痛感。通信講座なら自分のペースで学習できる

――日本語教育に関心を持ったきっかけを教えてください。

会社を早期リタイアしたことを機に、地域に貢献したいと思うようになりました。そんなとき、区が外国人に日本語を教えるボランティアを募集していることを知り、その養成講座を受講しました。半年間の講座を終え、実際に教室で教え始めたのですが、やりがいを感じる反面、まだまだ知識が足りないと感じることもありました。日本語教育はとても範囲が広いので何か目標を決めて勉強したほうがいいだろうと考え、日本語教育能力検定試験にチャレンジすることにしました。

――通信講座「NAFL」に書籍、DVD副教材がセットになった「日本語教育能力検定試験 合格パック」※を選んだ理由を教えてください。

母の介護をしていたこともあり、通学の養成講座に通うのは難しい状況でした。自分のペースで学ぶには、やはり通信講座が一番です。また、昔「1000時間ヒアリングマラソン」を受講していたことがあったので、アルクの教材なら大丈夫だろうという信頼感もありました。「合格パック」は試験に合格するために知っておくべきことが網羅されていて、かつそれがコンパクトにまとめられているのがいいですね。通学に比べて費用が安いですし、受講者の合格率が高いことや、万が一、不合格だった場合に返金保証制度があるのも安心でした。
※期間限定販売の商品。2020年度版は、2019年10月下旬の発売予定です。

テストコの「達成率」でやる気アップ! 苦手な音声と記述対策は集中的に取り組んだ

――どのように学習を進めていきましたか?

会社員時代に資格や昇進試験のために勉強した経験から、「過去問を制する者は試験を制す」と考えていました。そこで、まずは最初の3カ月間でテキスト24冊を一通り学習。5月からは『増補版 日本語教育能力検定試験 合格するための問題集』に取り組み、夏以降は4年分の過去問題を何度も繰り返し解きました。勉強は週に3、4日ほど近所の図書館へ行き、午前中に「3時間」と決めて集中して取り組みました。

実力診断テストは全て受講生専用サイト「テストコ」を利用して提出しました。画面上に表示される「達成率」を見ると、学習意欲が高まります。もともと記録を取るのが好きなので、自分でもノートに手書きで学習記録をつけていました。1コマを15分として、問題集に取り組んだら青、過去問を解いたらオレンジ、音声を聞いたら黄色と色分けしながら塗っていくんです。試験まで、トータルで200時間以上勉強したと思います。ノートを見返すと「これだけやったんだ」と実感でき、自信につながりました。

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学習にあてた時間を視覚化することで、励みになったという

――学習する上で工夫された点はありますか?

苦手な音声問題は、自分なりに作戦を立てて集中的に取り組みました。例えば、アクセントを判別する問題では、音の高低を示す図にかなを振り、語句の切れ目に線を引いておいてから音声を聞いたり、聞きながら自分でも声に出して言ったりしました。夏以降は毎日30分、テキストや問題集の音声を聞くようにしたところ、だんだんと理解できるようになり、最終的には音声問題で最も点を取れるまでになりました。

記述式問題では、『改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題40』が役立ちました。解答用紙のコピーをたくさんとり、毎日のように問題を解いて自分で添削。はじめのうちはうまく書けませんでしたが、解答例を見ながら修正していくうちにだんだんと書けるようになっていきました。受講中に2回提出する記述式問題も、丁寧な添削指導でとても参考になりました。音声と記述式をしっかりとマスターできたことが、合格につながったのだと思います。

――モチベーションを維持するためのコツがあれば教えてください。

私は毎日欠かさず勉強したわけではなく、遊びや旅行の予定も入れていました。特に8月はもともと夏休みをとると決めていて、1カ月間まったく勉強しませんでした(笑)。内心では焦る気持ちもありましたが、楽しい予定があったからこそ、残りの時間は気持ちを切り替えて勉強に集中できたのだと思います。疲れたときには、好きなハワイアンのCDを聞いてリラックスしていました。

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「予定は遅れがちになるため、スケジュールは適宜、試験日から逆算して調整しました」

検定試験に合格したことで活躍の幅が一気に広がった

――日本語教育能力検定試験に見事合格されました。本講座で学んだことを、どのように役立てていらっしゃいますか。

日本語教室のボランティアは今でも続けています。講座を通じて文法や音声についての知識が格段に増え、自信を持って説明できるようになりました。それぞれの言語による発音の特徴を学んだことで、生徒さんが発音を間違えたときにもその原因が分かり、正しい発音の仕方を伝えやすくなったと思います。NAFLのテキストは、知識を確認したいときなどに今でも読み返しています。

――今後の目標を教えてください。

検定試験に合格したことで、活躍の幅が広がったと実感しています。この春からは、区内の小中学校に通う外国人の児童・生徒さんを教える日本語教師として登録しました。また、知人から「ベトナムの日本語学校で教えてみませんか」とお声がけもいただいています。将来的には、国内だけでなく海外でも教えてみたいですね。人生の中でそんなチャレンジができたら、きっと楽しいだろうなと想像しています。


取材・文: いしもとあやこ
写真: アルクplus 編集部

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