中国語で落語を楽しむーー外国人観光客と一緒に日本文化を味わおう

三遊亭楽生さん

日本を訪れた旅行者に向け、さまざまな日本文化体験の機会を提供するアゴーラ・プレイス浅草。昨年10月にスタートした中国語の落語イベントが好評だそうです。宿泊客以外も無料で参加できる「中国語落語 – Japanese Traditional Narrative Art –」について、ホテル支配人に聞きました。


――これまで4回開催されましたが、どんな様子ですか?

特典として大人の方には日本酒をプレゼントしているので、皆さん、お酒を召し上がりながら落語を鑑賞されています。当ホテルは8割が海外ゲストで、そのうち5割が中国語圏からお越しです。これまでお一人、ご家族連れ、中国語を勉強中の方など、幅広い年代の方に参加いただきました。どなたでもお楽しみいただけると思います。

――演者の三遊亭 楽生(さんゆうてい らくしょう)さんは、中国留学の経験があるそうですね。

語学習得のために1年間、中国で学ばれたそうです。旅行で日本を訪れた方々に「日本文化を体験してほしい」という私たちの思いに共感し、月に一度、中国語で落語を演じてくださっています。

楽生師匠は非常にサービス精神旺盛で、扇子と手ぬぐいを使って落語ならではの所作が体験できる時間も設けてくださるので、皆さん喜ばれます。また、中国語を学習する方がいらした際には、同じ演目を日本語でも披露されました。

中国語落語

――“見て聞く”以外にも落語の魅力が味わえるのですね。

体験の際は着物を着て高座に上がっていただきますので、写真や動画の撮影にもぴったりです。いい思い出にしていただけるのではと思います。

「話の展開が楽しかった」「一人何役も演じるのが難しそう」「動作が面白かった」「本当におそばを食べているように見えた」といった感想をいただいています。

――落語の見どころは、どんなところにあるでしょう。

一人何役もこなすやりとり、扇子一本でお箸からキセルまで表現し、しぐさで男性・女性が区別できることは落語ならではと思います。本来、落語は演芸場などの寄席でないと見ることができない古典芸能ですが、アゴーラ・プレイス浅草では気楽にお酒を楽しみながらご覧いただけます。1時間という枠ですが、着付けや落語の所作も体験できますので、ぜひ足をお運びください。なお、落語以外の体験イベントを行うこともありますので、SNSをご覧頂ければと思います。

中国語落語中国語落語 – Japanese Traditional Narrative Art –
日時: 毎月第3金曜日17:00~18:00
会場: アゴーラ・プレイス浅草
住所: 東京都台東区寿2-2-9
http://www.agoraplace-asakusa.com/


写真提供: アゴーラ・プレイス浅草
構成: アルクplus 編集部

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