外国人旅行者が考える「東京の魅力」は? 東京都がアンケート調査を実施

東京観光

東京都は、観光産業振興に向けた施策を推進するための基礎資料として、都を訪れた外国人旅行者にアンケートを行い、調査結果を発表した。

参考資料:
平成29年 国別外国人旅行者行動特性調査報告書
平成29年 国別外国人旅行者行動特性調査 結果概要
(2018年6月6日発表)


調査について

調査目的: 東京都における2017年の訪都外国人旅行者の行動特性を国籍・地域別に把握し、観光産業振興に向けた施策を推進するための基礎資料とすること
調査対象者: 日本を出国する訪日外国人(1年以上の滞在者など日本に居住している人、日本に入国しないトランジット客、日本人の配偶者などは除く。また、14歳以下の回答も除外)
調査場所: 羽田空港・成田空港の国際線ターミナル搭乗待合ロビー
調査期間: 2017年1月~12月
回答数: 13,045人

調査結果について

■性別は男性が52.8%、女性が46.3% 

■年代は、20代が最も多く33.7%、次いで30代が29.1%、40代が17.8%

■訪都回数は、1回目が47.8%、2回目以上が51.1%

■宿泊日数は、4~6泊が32.3%で最も多く、それ以下は52.0%

■訪都目的で最も多いのが「観光・レジャー」で70.5%、「ビジネス」が20.8%で続く

■旅行形態は、ツアーを利用しない個人手配が76.4%

■訪都中に行った活動(複数回答)
回答の多い順に「日本食を楽しむ」(87.7%)、「日用雑貨等のショッピング」(63.3%)、「高層ビル等の探索」(59.8%)。

■訪問した場所(複数回答)
最も多いのが「新宿・大久保」(56.0%)。次いで「銀座」(49.7%)、「浅草」(45.7%)。
国籍・地域別に見ると、欧米地域を中心に多くの国籍・地域で「渋谷」を訪れた割合が高く、20の国・地域のうち、スペイン86.7%、イタリア78.2%など9カ国で1位になっている。

■訪問して一番満足した場所で行ったこと
・築地で「日本食を楽しむ」(92.1%)
東京駅周辺・丸の内・日本橋では35.9%
・奥多摩で「自然を感じる」(83.4%)
この他、伊豆諸島・小笠原諸島(70.1%)、青梅・御岳山(64.7%)、八王子・高尾山(61.0%)と日本の自然を楽しむことへの満足度は高い
・浅草での「伝統建築の見学」(64.7%)
・原宿・表参道・青山での「服・服飾雑貨のショッピング」(42.6%)
「電化製品のショッピング」は、秋葉原が27.7%で一番多かった
・吉祥寺・三鷹での「美術館・博物館の探索」(30.9%)

■訪都外国人旅行者が考える東京の魅力
全体で「衛生的」(64.4%)との回答が最も多く、国別で見ると多い順にベトナム(81.3%)、中国(80.9%)、マレーシア(66.8%)、シンガポール(66.1%)、香港(65.6%)とアジア圏に集中している。次いで「人が親切」(61.9%)で、国別ではインド(83.9%)、ベトナム(80.6%)、フィリピン(78.5%)、ドイツ(76.6%)、米国(75.8%)の順。
「治安がよい」(55.0%)は、国別ではベトナム(80.6%)、フィリピン(67.8%)、タイ(66.4%)、インド(65.8%)、英国(64.2%)となった。

■訪都の満足度は、「大変満足」(43.9%)、「満足」(44.7%)、「やや満足」(6.6%)を合わせると 95.2%となり、再訪問の意向については、「必ず来たい」(51.1%)、「来たい」(36.8%)、「やや来たい」(6.4%)の順。合わせると94.3%となり、再訪問の意向も高い結果となった。


文・構成:アルクplus 編集部
画像提供:東京都

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