日本の平均スコアは517点。IIBCが、世界のTOEIC(R) L&R Test受験者スコアを発表

日本でTOEIC(R) Programを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、2017年に実施されたTOEIC(R) Listening & Reading Test (以下、TOEIC(R) L&R)の受験者スコアと受験者が回答したアンケート結果を発表した。

2017 Report on Test Takers Worldwide : TOEIC(R) Listening & Reading Test
※年間の総受験者数が500名以上の国のみを掲載
※アンケート回答者は、アジア地域の割合が高く、質問によって回答率が一定ではない


■アンケート回答した受験者のバックグランド
・年齢層は21~25歳 (39%)、20歳以下(22%)、26歳~30歳(15%)、31歳以上(24%)
・性別では男性の割合が55%
・学歴で最も多いのが、大学卒(学士取得)または大学在学中で50%
・専攻で最も多いのは、工学で26%、経営学および教養学はともに19%
・全日制学生が52%、フルタイム勤務者は38%
・業種は、電機業界の労働従事者が最も多く15%
・職種は31%が科学・技術職、15%がマーケティング/営業職、14%が事務職

日本の平均スコアは517点  

【国別平均スコア】

【英語学習期間】
英語学習経験は、44%が「10年以上」と回答。特に割合が高いのが、香港(74%)、マレーシア(72%)、マカオ(70%)、フィリピン(69%)、インド(68%)。「6年以上」の学習者は全体の79%。「4年以下」の割合が多いのは、ブラジル(42%)、コロンビアとモンゴル(39%)。

【英語学習の際に最も重要視する言語能力】
全体の21%が英語の「4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)全て」と回答。これを若干上回る23%が「リスニングとスピーキング」と答えた。

【日常生活での英語使用率】
日常生活で英語を使用する割合は、全体の44%が「1~10%」と回答し、多い順にマカオと日本(46%)、レユニオンと中国(44%)、韓国(43%)。「11~20%」はペルーとエルサルバドル(35%)、香港(31%)、イタリア・ロシア・インドネシア・アルゼンチン・マカオ・モロッコ(30%)の順。「51~100%」は、カナダ(57%)、インド(46%)、エルサルバドル(43%)となった。

【最も使用する言語能力】
全体の33%が、最も使用する言語能力は「リーディング」と回答。特に多かったのはペルー(41%)、チリと台湾(40%)、日本(38%)、ブラジル(37%)。「リスニング」と回答した割合は19%。「4技能全て」を同等に使用していると回答した受験者は9%という結果になった。

【英語圏滞在経験】
6カ月以上、英語を主言語とする国に滞在経験がある回答者は11%。65%が「英語圏に滞在したことがない」と回答。

【TOEIC(R) L&Rの受験目的】
最も多かった回答は「英語学習のため」の31%で、日本(43%)、アルゼンチンと香港(37%)が多い。「就職活動のため」が24%でヨルダンとタイ(55%)、韓国とコスタリカ(45%)、モンゴル(40%)の順。「卒業に必要なため」が23%でガボンとモロッコとせべがる(80%)、エルサルバドル(78%)、アルバニア(76%)で多かった。

日本人受験者の傾向

・日本人の平均スコアは対象国47カ国中39位
・受験者は62%が男性で、全体平均の55%を大きく上回った
・日常生活での英語使用率は「1~10%」という回答が最も多い
・「リーディング」が最も使用する英語能力である
・受験目的は、「英語学習のため」という回答が最も多く43%を占める
・職種は「科学/技術職」が多い

<参照資料>2017 Report on Test Takers Worldwide : TOEIC(R) Listening & Reading Test (Educational Testing Service)


文・構成:アルクplus 編集部
画像提供:国際ビジネスコミュニケーション協会

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