【英語の先生向け】海外研修の人気プログラムをレポート

前回、ご紹介したBell Education Service主催のDevelop your professional Teaching Skills Program。アルク留学センターのスタッフが、キャンパスを訪問した様子をレポートします。


ロンドンから電車で約1時間、研修の行われるケンブリッジの駅に着きました。空模様はあいにくの雨。徒歩を諦めタクシーに5分ほど乗ると、研修が行われる名門ケンブリッジ大学のキャンパスの一つ、ホーマートン大学に到着です。重厚な歴史ある建物の入り口を入ると、受付には警備員の方が控えていて、研修事務所を案内してくださいました。

Expert Teacher Trainers

Teacher Training部門を担当する2人の先生が、温かく迎え入れてくれました。アカデミック・ディレクターのJim Scrivener先生と、ベテラン・トレーナーのLindsay Warwick先生です。

お二人とも賞を受賞されたり、本を出版されたりと、ELT(英語教授法)の世界ではとても著名です。特に有名なJim先生をはじめ、トレーナーの方々は皆さん、輝かしい経歴をお持ちです。そういった先生方の豊富な経験を基に、コースまたワークショップが構成されています。

Jim Scrivener Lindsay Warwick

Variety of Programs

プログラムの一番の特長は、豊富なコースです。その数は13にも及び、これら全てが英語の先生のスキルアップを目的にします。

【コースの例】
◆ Becoming a Teacher Trainer
◆ Content and Language Integrated Learning
◆ Contemporary English
◆ Creativity in the Classroom
◆ Educational Technology Today
◆ Language and Methodology Refresher
◆ Language Improvement for Teachers
◆ Teaching Exam Classes

訪問日は研修2日目でした。おじゃまにならないように、各コースが開催されている教室を廊下からそっと拝見したのですが、何より驚いたのが参加者の多さと国際色の豊かさです。年齢層もさまざまでした。

全体で200名を超える方が参加されていて、大半はヨーロッパの出身です。中東や南米、日本を含むアジアの先生方も受講されていました。

教室をのぞきながら、参加者のバックグラウンドをお聞きすると、教える環境は幼稚園から高校まで幅広く、中国からは英語学校の教員研修として、数名で参加されている先生もいらっしゃいました。

休憩時間に、ヨーロッパからの参加者に声を掛けてみました。皆さん異なる地域の出身でしたが、ほとんどの方が過去にこのプログラムに参加した同僚や知人の紹介で、参加を決めたそうです。先生方の声を聞きながら作り上げてきたプログラムだからこそ、過去の参加者の声が、今の参加者の満足につながっているのだと感じる、印象深い出来事でした。

bell english

Workshops

キャンパス内を歩いていると、掲示板に張られたたくさんのリストが目に入ります。放課後に行われるワークショップのエントリーシートでした。

ワークショップは全て無料で、エントリーシートに名前を書くだけで参加できるそうです。この日掲示してあったものには、What Motivates Our Student?、Increasing Your Student’s Word Power、Getting Students to Speak、Introduction to Materials Writingなどがありました。日付と場所が書かれているので、後は忘れずに行くだけです。

他に、CULTURAL TALKというセッションのエントリーシートもありました。Why Do English People Laugh at 6:30pm?、BREXIT: Why Did 51.9% of People Vote LEAVE?など、面白そうなテーマが並んでいます。訪問時はイギリスのEU離脱決定直後で、時事ネタとして注目されていたこともあり、BREXITのリストには多くのエントリーがありました。

選択したコースに加えて、ワークショップやセッションにも参加することで、たくさんの先生方と意見交換ができるのも、このプログラムの醍醐味です。しばし白熱したディスカッションになることもあると、トレーナーの先生方は笑っていました。

Boarding Life

研修を受ける教室や図書館などがある建物を出て、中庭を1分ほど歩くと、ダイニングホールと寮があります。セキュリティーの関係上、残念ながら寮の中に入ることはできませんでしたが、窓の外からのぞいて見たお部屋には、2週間の滞在に十分な設備がそろっていました。

趣のある入り口の向こうには、ダイニングホールが広がります。寮滞在者は、ここで毎朝、そして平日の晩に食事を取ることができます。昼食もリーズナブルな金額で提供され、休憩時間にはカフェとして、本格的なコーヒーが購入できます。くつろげるスペースも用意されているので、皆さん、ゆったりとした時間を過ごされていました。

また、何より驚いたのがバーがあったことです。夜などフリータイムには、参加者の皆さんがお酒を飲みながら楽しく過ごされるそうです。「バー・ナイト」のようなイベントも不定期で開催され、トレーナーの先生方も仕事終わりに立ち寄って参加者の皆さんと楽しまれるのだとか。

bell english

Global Teachers Network

私が感じたプログラムの一番の魅力は、コアとなるコースだけでなく、ワークショップ、CULTURAL TALK、寮での生活など、さまざまな場面を通じて提供される必然的な“人との交流”です。同じ時間を過ごし、語り合うことで、信頼関係が自然と築かれ、強いネットワークができるのだと感じました。また、熱量のあるプロフェッショナルなトレーナーの方々が提供する研修の質も、素晴らしいことは言うまでもありません。

受付へ戻ると、到着したときと同じ警備員の方がいらっしゃいました。帰りのタクシーを待つ間に少しお話をすると、彼らは交代しながら24時間年中無休で常勤し、施設案内や交通手配のお手伝い、キャンパスの安全を守る警備をされているそうです。キャンパスを出る最後の最後まで、人との交流を感じる心温まる訪問となりました。

2018年の夏は本プログラムに参加して、世界各国の英語の先生と触れ合い、指導力、英語力を磨きませんか。
Develop Your Professional Teaching Skills Programについての、詳しい情報はこちらをご覧ください。
https://teacher.alc.co.jp/all/overseas/training/01/


英語の先生のための海外研修と海外実習についてのお問い合わせは、アルク留学センターへどうぞ。

アルク留学センター 英語の先生海外研修サポート担当
Tel: 03-3556-1325(月~土 10:00~18:00)
E-mail: jr-study@alc.co.jp
https://studyabroad.alc.co.jp/


取材・文:アルク留学センター
構成:アルクplus 編集部


本記事は、『英語の先生応援マガジン』2017年春号に掲載した記事「先生のためのおすすめ海外研修」を再構成したものです。
“本気の英語の先生”をアルクが応援する、登録制(会員制)ウェブサイト「英語の先生応援サイト(LTAF:Learning Teachers’ and Advisors’ Forum)」もぜひご覧ください。

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