たくさん英語を使って、日本の文化に触れた小学生向けサマーキャンプ【開催レポート】

ALC SATOYAMA ENGLISH CAMP 2017

緑鮮やかな里山で川遊びを楽しみ、機織りなどの日本文化を体験するイングリッシュキャンプがこの夏、開催されました。ネイティブスピーカーやお友達と英語で交流し、言葉が通じるうれしさを味わった子どもたちが得たものは、数え切れないほどありそうです。英語教室の先生、親御さんの感想とあわせて、その様子をご紹介します。


英語のシャワーを満喫したサマーキャンプ

「自分の言葉で伝える力を伸ばす」をコンセプトに展開している「アルク Kiddy CAT 英語教室」では、未来の国際人を目指してたくさんの子どもたちが英語を学んでいます。アルクではこの夏、全国の教室で学ぶ生徒たちのために、ネイティブスピーカーによる英語のシャワーを体験できる1泊2日の「ALC SATOYAMA ENGLISH CAMP 2017」を実施しました。

キャンプを企画、催行した教室本部の原田彩さんは次のように話します。

「英語を勉強しても実際に使うチャンスがないのはとても残念なことです。子どもたちが英語で話せる機会をつくりたい、できればこれからの自信につながるような経験をさせてあげたい。そう考えてこのキャンプを企画しました」。

たった1泊とはいえ親元を離れて生活するのは、小さな子どもたちにとってはもちろん、送り出す側の保護者にとっても大きなチャレンジだったはず。それにもかかわらず全国から36人の小学生と4人の先生が参加して、山梨県の里山で楽しい時間を過ごしました。

盛りだくさんのアクティビティを英語で楽しむ!

キャンプリーダーは、2人の英語ネイティブスピーカー。キャンプは彼らによってオールイングリッシュで進行しました。子どもたちは6人ずつのグループに分かれて、それぞれのグループについた日英バイリンガルの高校生、大学生たちにサポートされながら活動します。

アクティビティは盛りだくさんでしたが、なかでも子どもたちが喜んだのは川遊びでした。キャンプ場となった古民家の近くに清流が流れていて、みんなで川に飛び込んで遊んだり、マスのつかみ取りをして串焼きにして食べたり。河原でかくれんぼや缶蹴りも楽しみました。

さらに地元の人に協力してもらって貴重な日本文化の体験も! 好きな色の糸を選んで機織り、そしてこんにゃく作りのお手伝いもしました。

普段のレッスンとは違う生の英語に初めは少し戸惑っていた子どもたちも、キャンプリーダーたちが作り出す楽しい雰囲気にいつの間にか引き込まれて、どの子も自分が持つ限りのボキャブラリーを駆使しながら笑顔でアクティビティを楽しみました。

ALC SATOYAMA ENGLISH CAMP 2017

“英語でコミュニケーション”という経験は自信につながるはず

今回、教室の生徒たちと一緒にキャンプに参加した文京白山校の野村未穂先生は、子どもたちが自然に英語でコミュニケーションする姿を見て感動したそうです。

「言葉も年齢も超えてみんなと一緒にいろんなことをして、気付いたら英語で話していたという経験は、きっと子どもたちにとって大きな喜びと自信になったはずです」。

また英語教師としても得るものが大きかったと話します。「キャンプリーダーたちは簡単な英語で子どもたちの気持ちをつかんで盛り上げる。子どもがあまり英語を理解していないような様子を見せても、わからないなりにやりとりを続けて、最後は“楽しい”という気持ちにさせてしまう。私にとっても勉強になったし、今後の参考にしたいと思いました」。

野村先生が今回、参加を決めた理由の一つは、日本文化を英語で学べるということだったそうです。「私自身がイギリス留学した時に最も苦労したのは、日本についてうまく語れなかったことです。機織りなど日本の文化、伝統に触れる体験を英語ですることは素晴らしいと思いました」。

実践の場をつくることの大切さをみんなが実感

今回のキャンプは保護者にも大好評でした。

  • 親と離れてのキャンプで最初は少し緊張していたようですが、笑顔で帰ってきました。来年も参加したいと言っています。
  • 生きた英語を学べて良かったです。帰り際にお友達と“See you.”とハグしている姿を見て、心配だったけど参加させて良かったと思いました。
  • 今回の経験で子どもに自信がつき、成長を感じます。

アルク本部には、うれしい感想の声が寄せられているそうです。さらに、参加された先生たちからも「ぜひ毎年こういうイベントをやってほしい」という感想が届いているといいます。

このキャンプを通して、子どもたちは英語で話せることの楽しさを理解したはず。そして英語が自分たちの世界を広げるものであるということに、少なからず気付いたことでしょう。そういう意味では、英語を学ぶ子どもたちにとって、今回のキャンプはとても貴重な機会になったのではないかと思います。

ALC SATOYAMA ENGLISH CAMP 2017


取材・執筆:榎本幸子


ALC SATOYAMA ENGLISH CAMP 2017
日時:2017年8月19日~20日
会場:大月みんなの家(山梨県大月市)
企画:株式会社アルク アルク Kiddy CAT 英語教室
事業協力:NPO法人野外遊び喜び総合研究所 あばれんぼキャンプ

※キャンプのレポートは、こちらでもご覧いただけます。

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